話数 | 視聴場所 |
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1話 | 映画館 |
・思い出話
中二病でも恋がしたい!は自分のアニメの深夜アニメの原点とも言えるし、ある種特別な思い出がある作品です。
思い返せば2012年、『中二病でも恋がしたい!』を見て、いろんな深夜アニメを見るようになったんですよね…。
アニメってこんなに素晴らしいものなのかと、ワクワクしました。
当時は続きが見たいなと、家でも学校でもずっと思ってましたね。
『小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜』は、ただの総編集って当時も(今も)フルボッコでしたけど、
公開当日一番乗りで見に行ったので七宮が出てきたときは、二期くるかあああああああああああああああってなってましたw
あと当時はTwitterが活動のメインでしたので、フォロワーさんも同じ回で見てたって聞いたときは世間狭いなあと…。
そんなこんなで2期発表、2014年1月からは2期が始まりました。
ただ当時1クール10本以上アニメを見ていたので、そこまで深くのめり込まなかったかなと…。
最終回時もこれで終わりなんだなと思い、すぐ次のアニメに切り替えていましたね。
個人的にはここでアニメ中二病は完結しましたし、これ以上続編はないだろうと悟っていました。
(周りはこれ以上は蛇足と言っていた、個人的にはまだまだ続編できるでしょとは思っていましたがw)
それから実に3年、『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』が発表されました。
発表聞いた当初は信じられなかったです。新作???だってアニメ中二病は完結したのだから…。
嘘みたいな話がある物だなあとしみじみ。
そして今回見に行ってきました。
丹生谷は中二病で一番好きなキャラです。
・フォトセッション
映画の冒頭にショートストーリーとフォトセッションタイムがあります。
自分は二週目に見に行ったので、一週目のフォトセッションと違って驚きましたが、毎週変わるようですね。
斬新で目新しい企画だなと思ったら、ガンダムやユーフォニアム、Free!でもあったみたい。
・1期2期のテーマの決着
1期は六花の「家族と中二病」を通した成長の物語、
2期は六花と七宮の「恋と中二病」を通した変化の物語とすると、
今作は六花と勇太の「恋と中二病」を通した変化を受け入れる物語だと思いました。
扱っている問題は、2期よりかな。
六花が2期でたどり着いた「今のままでいい」と「本当に今のままでいいのか」の二つの思考の葛藤。
これを六花と勇太が各々悩み、逃避行の中で答えを出すというのが今回の映画。
今までのテーマをうまくまとめ上げ、解消したなと思いました。
・いちゃこら
てっきり二期で2人は幸せなキスをして終了したと記憶していたんですが、
映画見た後2期12話見たらしようとして終わったんでしたね…。
そんなこんなで六花と勇太はあれから変わらない調子でしたが、2人のもどかしいやり取りが良かったです。
でも2期の方がいちゃいちゃしてた気がする?
凸守と丹生谷も相変わらず相思相愛なようで(・∀・)ニヤニヤが止まりませんでしたw
凸モリは至高。大地の果てでのやり取りは素晴らしい。
一色とくみん先輩は……。
・七宮
中二病か恋かの選択。2期で完結したかに見えるこの問題。
今回もどこか空回りというかまだ未練はあるな…と思えました。
完全に割り切れていないというか。自分の選んだ道を信じ切れていないというか…。
2期よりは前進しているんだけどね。くみん先輩の一言で救いはあるものの…
まあまだ2期からそんなに時間たっていないし当然か…どうか救いを。
・曲
OPのあるアニメ映画は良作。
OP演出の意図が知りたい。
ZAQさんのOPED挿入歌、最高。
Sparkling Daydream流れるのは卑怯すぎる…。
ただ、Black Raison d'êtreの新曲を劇中で聞きたかった。それだけは心残り。
・京アニ作品の聖地巡礼映画
ハルヒ、Air、たまこまーけっと、響け!ユーフォニアム、CLANNADの舞台が登場します。
まとめると滋賀→京都→兵庫→和歌山→東京→北海道→青森→滋賀
京アニはリアルに準じているので聖地巡礼が楽しそう。
今回はGoogle Earth VRで一通りまわってきました。
滋賀県の旧鎌掛小学校 教室
日直は一色 誠
東京都 赤坂のお城ホテル
Twitterでここがモデルなのではないかと見かけた。
劇中では東京へ行く前に六花と勇太が泊まろうとした。
羽田空港第二ターミナルの北側展望デッキ
丹生谷と凸守が六花たちを見送った(?)場所。
北海道 札幌駅前
勇太が六花に指輪を渡す場所。
北海道にはKanonの聖地が多く登場した。
青森県 竜飛崎
六花、丹生谷、凸守、くみん、七宮集結の地。
CLANNADアフターストーリーの聖地
CLANNADアフターストーリーをまだ見ていないのですが、
かなり印象的な場所らしくここに持ってきたかといった感じ。
青森県 竜飛崎
六花と勇太が再開した場所。
イタリア Monastero Santa Rosa Hotel & Spa
十花さんの結婚式の場所。
実際には結婚式場ではなく、劇中と比べるとスケールが小さめ。
ただ高級なホテルらしく最低でも一泊15万円以上するそう。
料金を想像すると、式だけここで行い、六花たちは別の場所に泊まっていそう。
こちらで内部の写真や情報を見ることができます。
www.booking.com
・小ネタ
大分内容忘れていたので、あまり気づけていないですが、
丹生谷支持率32%(2期4話)、副会長に
2期最終話で生まれたきめらの子供たちが成長していた。
イタリア幼女は伏線だった…。
北海道から青森へ向かう際、六花たちは「はまなす」(2016年3月に廃止)に乗る。作中の時系列を見れば可能である。
新日本海フェリーは青森からは乗れないが、劇中では青森~敦賀になっている。
パンフレットビジュアルのイラストは敦賀フェリーターミナルが聖地。(Twitter情報)
なので凸守、丹生谷、くみん、七宮は夜行バスもしくは電車で先回りし、六花勇太とターミナルで再開したと思われる。
www.snf.jp
※映画観た人にはわかる画像(一部代用してますが仕様です) pic.twitter.com/JuJZVtM2ac
— 武装商店 (@busou) 2018年1月12日
それにしても逃避行でいくら消費したんだろうw
どなたか、お金換算動画お願いしますw
他にもOPパロディや他京アニ作品を彷彿させるようなモチーフがあったり、
鉄オタが満足する電車の描写だったり、
細かいところまで練られています。
・ラストシーン
画像はアマゾンプライムより
一期ラストシーン
映画ではエンドロール後、新しく勇太の二階上に住むようになった六花が
ロープを使って、七宮の住む階を通り、下りてきてENDでした。
二期はこの終わり方ではなかったので(同居していたし)、
お約束のENDを見ることで「中二病の二期から続く物語」はこれで終わったんだと思いました。
・これで完結か否か
これで完結問題。
綺麗に締めたと思います。六花と勇太の物語はこれで完結。末永くお幸せに!
って感じなんですけど、後日談が見たいのが性というもの。
今回ラストは「THE END」と出て、完結なんだと思った方は数知れず。
こんな終わり方を知ってる?
画像はアマゾンプライムより
・最後に
『中二病でも恋がしたい!』に携わった全ての方に感謝したいです。
この作品がなければ今の自分はいなかった。
キャラクター、世界観、あの街並み、全てが最高でした。
ありがとうございます!
自分は原作ラノベを読めていないので、『中二病でも恋がしたい!』はもう少し続きそう。
まだ見ていない京アニ作品も見ないとなあ…